これは以前「シスタースタジオ」と呼ばれていました。ブラザースタジオとも言いますね。
実はこのシスタースタジオもブラザースタジオという名称も、使わなくなったわけではなくて、最近新たにパートナースタジオという名称が追加されました。
そもそもこの制度、直訳すると相棒スタジオ、姉妹スタジオ、兄弟スタジオという意味です。
FCBD®︎が定めたカリキュラムを修了した人が登録できるシステムになっていて、 キャロリーナから直接勉強してきた人から習えますよ、というものになっています。
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そのカリキュラムというのは、「ゼネラルスキル(General Skills)通称G/S」と「ティーチャートレーニング(Teacher Training) 通称T/T」と呼ばれるものです。
まずゼネラルスキルは20時間のコースで4日にわたって開催されます。その中でも「クラシック」「モダン」2つの部門に分かれていて、それぞれ10時間づつ講習を受けます。
「クラシック」というのはFatChanceから出版されている教則のDVD Vol.1とvo.4から構成されています。


基本姿勢や、アーム、プジャ(プレイヤー)から基本のステップ、基本のフォーメーションなどが主な内容となっています。
もうひとつの「モダン」はDVD vol.7からと音楽の理論を学びます。

スローの不動の大人気3ターン(ラップ・アラウンド・ターン、バレル・ターン、サーラ・ターン)などはこちらに入ってます。
ジェネラルスキルはこれを5時間×4日間にわたって勉強していきます。
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上記のゼネラルスキルを修了した人が、次に受けるのが「ティーチャートレーニング」です。

ティーチャートレーニングは、その名の通り、教え方を勉強していきます。
例えば「説明をするときは大きな声ではっきりと話しましょう!」みたいな

グループに分かれて、1人づつティーチングの実演して、グループ内で良かったとこや改善点なども話し合ったりします。
これも10時間のコースで、5時間づつ2日間にわたって受講します。
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ゼネラル・スキルとティーチャー・トレーニングの全てのカリキュラムを無事に修了したら、
キャロリーナから直々にCertificationが手渡されます。

Megha、私、Carolena

Carolenaと私

クラシック、モダン、ティーチャーそれぞれの証明書がもらえます。
そして、FCBD®︎のホームページに掲載してもらったら、晴れてパートナースタジオとなります

FCBD®︎ Sister/Brother/Partner Studio(英語)
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これを受けるために、めーーーちゃくちゃ勉強しました。
もちろん、それまでも真面目に学んでいましたが、人に教えるために学ぶとなると、責任感が違う。
本気度が全然違う。本当に超真剣でした。大学受験か!ってくらい勉強しました。
スキルの練習ももちろんしましたが、キャロリーナの言っている事を全部理解したくて半分以上は英語の勉強してました。もう毎日分からなくて半泣き状態

それでもずっとやっていると、ある日突然「あれ・・?なんか今日、なに言ってるか解る!!


あんなに何を言ってるのか分からなかったキャロリーナの言葉がほぼ理解できるようになって、本当に感動したなー(ダンス動画のみですが

その甲斐あって、実際のGSとTTではすんなり何を言ってるのかも理解ができて、かなり集中してトレーニングを受けることができました。
ドリルでは一番前で、キャロリーナの真後ろで、フォーメーションで踊ってるつもりの妄想・・・

キャロリーナの背中から出るオーラが、本当にものすごいんですよ。
あ、これこそが本物のFCBD®︎スタイルだ、と思ったのを覚えています。
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最後は私の体験談になりましたが、G/SやT/TはこうやってキャロリーナやFCBD®︎の先生方から直接、基礎から習えるシステムなんです。
もちろん、世の中にはシスター/ブラザー/パートナースタジオではなくても、FCBD®︎スタイルを教えている先生も沢山いて、その中にも素晴らしい先生はいます。
なので、「あの人はパートナースタジオ持ってないからダメ」ではなくて、ひとつの目安として考えておいてもらえたら良いと思います。